日本大会優勝者
岡沼 弘泰(SHADOW BAR)青森県
日本大会ファイナリスト
佐藤 麻美(pullman Tokyo Tamachi PLATFORM 9)東京都
高宮 裕輔(TIGRATO)東京都
西野 真司(Woodberry Coffee Roasters)東京都
水岸 直也(TRUNK(HOTEL))東京都
パフォーマンス審査員
早川 惠一(一般社団法人 日本バーテンダー協会 会長)
小森谷 弘(一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会 会長)
山野井 有三(特定非営利活動法人 プロフェッショナル・バーテンダーズ機構 チェアマン)
後閑 信吾(BLCC2012 世界大会優勝者)
FRANCK DEDIEU(BLCC2015 世界大会優勝者)
VIVIAN PEI(THE WORLD’S 50 BEST BARS ASIA ACADEMY CHAIRMAN)
プロモーション審査員
後閑 信吾(BLCC2012 世界大会優勝者)
小山 薫堂(放送作家/脚本家)
<※組織名50音順>

バカルディ レガシー カクテル コンペティション 2019 日本大会 岡沼 弘泰(SHADOW BAR)が日本代表に決定!

19世紀後半にキューバの地で誕生したバカルディ・ラムは、ダイキリやモヒートといった今に受け継がれる定番カクテルを生み出してきた。そうした世代を超えて世界中で受け継がれる“レガシー”カクテルを見つけ出すことを目的に、2008年に開始された「バカルディ レガシー カクテル コンペティション(以下、BLCC)」は、ブランド主催のカクテルコンペティションとして最古参の一つで、世界で最も権威ある大会の一つへと成長している。その世界大会へ出場する日本代表1名を選出すべく、国内大会のファイナルが、2月21日昨年に引き続き東京・恵比寿「act square」にて開催された。

例年通り日本中のトップバーテンダーらが参加した今大会。2018年11月に行われたセミファイナルにおいて、素晴らしいカクテルを創作した5名のバーテンダーがこの日の舞台に立つことを許された。各ファイナリストは、今日に至るまでの3ヶ月間、自身が所属する店舗や各種イベント、SNSなどを通して、カクテルのプロモーションを行ってきた。第一部の「カクテルプロモーション審査」では、各自その成果を審査員に向けてアピール。続いて行われた第二部「カクテルパフォーマンス審査」では、6分の制限時間の中、自身のカクテルのストーリーを語りながら実際にメイキング。130名以上の観客が集まり、緊迫感と熱気が混在する異様な雰囲気の中、パフォーマンスがスタートした。
一体どのカクテルが2019年5月中旬オランダ・アムステルダムにて開催される世界大会への切符を手に入れたのだろうか?

高宮 裕輔 POSSIBILITÀ

  • 最初に壇上に上がった高宮氏は、バカルディ社が可能性への挑戦を続けたことにより大きな成功を掴んだことから、全ての人が持つ可能性を表現したカクテルを作り上げた。バーテンダーの仕事の可能性を広げるべく、ジェラートとカクテルの店を開いた彼らしく、イタリアの素材を使うことでジェラートに合うカクテルに仕立てた。まずはジェラートの食欲にそそる香りを与えるため、コーヒー豆をグラスにデコレーション。ベースにはバカルディ8を用い、イタリアの苦味酒アマーロで苦味を与え、アマレットとバルサミコで甘酸味のバランスを調整。加水しながら美しい手つきでロングステアを行うことで、自身の想いを一杯にまとめ上げた。

西野 真司 LOGOS

  • 25歳という若さながら2年連続でファイナルの舞台に立つ西野氏。ロゴスとは、万物の流転の間にある理性法則であり変わらないものを指す。自然や秩序、そして言葉など多くの意味を持つ哲学用語であり、彼は言葉を司る職業であるバーテンダーにとってロゴスは重要なテーマであると語った。甘酸味を整えるべく白ワインビネガーを使用し、ビターズで輪郭を整えると、人類の歴史上欠かせないものである水を用い、特殊な技法を使わない水割りスタイルで観客を驚かせる。最後に酒と人類の歴史の上にバカルディの歴史があることを証明するべくバカルディ ゴールドをフロートし、難解なテーマであるからこそシンプルなカクテルに仕上げた。

佐藤 麻美 ORACIÓN

  • 唯一女性のファイナリストとなった佐藤氏のカクテルは、お互いの健康を祈って行う「乾杯」がテーマ。その昔、スペイン王に秘薬として処方されていたというバカルディ ラムの他、健康にまつわる材料がふんだんに使われる。その要には、実家がリンゴ農家だという自身のルーツも重なり、健康効果が高いことで知られるリンゴのジュースをチョイス。その他ライムや、ニガヨモギを使ったアブサンなど、いずれも本来薬効が期待されていたものを用い、華麗なシェイクで会場を沸かせた。彼女は一貫した笑顔のパフォーマンスで、このカクテルが健康のためのものだとアピールすると、仕上げにスパークリングワインを注ぐことで、この乾杯にふさわしいカクテルを完成させた。

水岸 直也 PARTIR

  • 文豪ヘミングウェイが「老人と海」の中で残した言葉「人間は負けるように造られてはいない」。昨夏に父を亡くして苦難にあった水岸氏は、自分の人生を重ねこの言葉を壇上で言い放った。物語の舞台であるキューバの海、ひいては自身の地元である横須賀の海をイメージしたカクテルは、夕日を浴びた金色の海をバカルディ ゴールドで表現し、シナモンとグレープフルーツの香りを加え、苦難に立ち向かう力強さを与えた。渾身のシェイクを行ったのち仕上げにホワイトエールを注ぐと、自身の物語とシンクロするカクテルに「新たなる出発」というメッセージを込めて、会場へアピールした。

岡沼 弘泰 EVOLVER

  • 「他人より優れたものではなく、過去の自分より優れたものこそ気高い」ヘミングウェイのこの言葉に勇気付けられたという岡沼氏のカクテルは、たとえヒーローになれなくとも昨日の自分なら「超える」ことができることを、世界中の人々と分かち合うために創作された。息を呑むようなプレゼンで観客を惹きつけると、そう自身の想いを伝え、カクテルをメイキング。人生の彩りをマルティーニ ビターやベルベットファレナムなどによって表現し、創始者ドン・ファクンドによる昨日の自分への挑戦によって生まれたバカルディ スペリオールを加え、やや長めのシェイク。まるで挑戦する者を温かく見守ってくれるかのようなピンク色のカクテルを完成させた。

日本中のトップバーテンダーが競い合った2019年のBLCC日本大会ファイナルは、5名のファイナリストによる素晴らしいパフォーマンスによって終了。いずれもレガシーカクテルとして受け継がれる可能性を持ったカクテルで、バーテンダーはもちろんのこと大会のレベルの高さが伺えた。興奮冷めやらぬ会場に、結果発表の時を迎えると一気に緊張感が漂う。今回の審査員の一人であり2015年のBLCC世界チャンピオン、Franck Dedieu氏により優勝者が発表され、その名を呼ばれたのは「EVOLVER」を創作した岡沼弘泰氏。
唯一東京以外からのファイナリストであり、偉大な結果を手にした彼には大きな拍手が送られ、こみ上げる想いに言葉が詰まりながらも、今日まで一緒に戦ったファイナリストらへ感謝と労いの言葉をかけると「世界大会に向けて、今日まで一緒に戦った皆さんの想いを背負ってしっかりと頑張りたい」と大勢の観客を前に、世界大会への想いを誓った。
見事日本代表の座を手にした岡沼氏は、2019年5月中旬にオランダ・アムステルダムで開催される世界大会に出場し、レガシーカクテルとしての真意を問う。
過去の自分を超えていくための彼の偉大な挑戦を応援したい。

BACARDÍ LEGACY COCKTAIL COMPETITION 2019 JAPAN WINNER’S COCKTAIL EVOLVER by HIROYASU OKANUMA

SHADOW BAR
  • RECIPE

    • BACARDÍ SUPERIOR 40ml
    • Martini Bitter 15ml
    • Velvet Falernum 15ml
    • Lemon Juice 15ml
    • Absinthe 3dashes
  • GARNISH

    • Orange Peel

    GLASS

    • Coupe Glass

    METHOD

    • ヘミングウェイの言葉と出会い、比べるべきは他人ではなく昨日の自分だということに気付きました。『EVOLVER』ー進化する人という名前のこのカクテルは、昨日の自分を超える!そう願う全ての人を応援します。

セミファイナル通過者ファイナリストTOP5(敬称略)

11月21日(水)に開催されたセミファイナルにおいて、下記5名のバーテンダーがファイナリストに選出されました。
2019年2月21日(木)に開催される日本大会ファイナルにおいて、
この5名の中から日本代表になる1名を選出します。ご期待ください。

  • 岡沼 弘泰(SHADOW BAR)青森県
  • 佐藤 麻美(pullman Tokyo Tamachi PLATFORM 9)東京都
  • 高宮 裕輔(TIGRATO)東京都
  • 西野 真司(union)東京都
  • 水岸 直也(TRUNK(HOTEL))東京都
  • <※50音順>
  • 選出された5名のファイナリスト達
    (写真左から)高宮 裕輔、西野 真司、水岸 直也、佐藤 麻美、岡沼 弘泰
  • 激戦を繰り広げた20名のセミファイナリスト達はこちら

書類審査通過者セミファイナリストTOP20(敬称略)

この度は、「バカルディ レガシー カクテル コンペティション 2019日本大会」へ
多くの皆様にご応募いただき、誠にありがとうございました。厳正なる審査の結果、20名が書類審査を通過しました。
通過者は11月21日(水)に開催されるセミファイナルに出場し、ファイナル進出を懸けて競技します。

  • 浅野 陽亮(THE RITZ CARLTON KYOTO THE BAR)京都府
  • 今西 泰之(Bar Stella)兵庫県
  • 大沢 智枝(Bar Adonis)東京都
  • 岡沼 弘泰(SHADOW BAR)青森県
  • 荻島 渉(Megan Bar&patisserie)東京都
  • 木田 大河(After Taste)東京都
  • 佐藤 麻美(pullman Tokyo Tamachi PLATFORM 9)東京都
  • 佐藤 駿(The Prince Gallery Tokyo Kioicho,
    Sky Gallery Lounge Levita)東京都
  • 下畑 雄大(IRISH BAR ARIGO)大分県
  • 高宮 裕輔(TIGRATO)東京都
  • 竹田 英和(BAR 霞町 嵐)東京都
  • 谷田 歩(dunhill bar)東京都
  • 永野 誠(Bar Vie Lembranca)東京都
  • 西野 真司(union)東京都
  • 羽立 晃憲(グランドパーク小樽)北海道
  • 藤倉 正法(Bar×Bar×Bar WATARASE)栃木県
  • 松尾 佳樹(APOTHECA)京都府
  • 水岸 直也(TRUNK(HOTEL))東京都
  • 吉田 和裕(Bar Noir)東京都
  • 渡辺 高弘(EL CALVADOR)東京都